海外の老後

先月末に日本育ちのバレエダンサーとすれ違った。日本出身だからといって日本人とは限らないのでややこしい。外国では在日コリアンが日本人以上に優遇されていると言うか特に元ロシアだった場所では、ロシアの血が濃い韓国人は親しまれ易い様に思う。タイでも日本人の血を引いている感じの人がちらほら居て、日本民族が日本民族っぽいタイ人に親近感を持つ様に同じ血を引いている仲間と見做されると親しまれ方が違う。フェイスブック持ってますか?と聞いたら持ってますよ、と快くreechoの携帯電話を取って名前を入力して下さると思いきや、漢字が入力出来ないスマホでは検索出来ないとおっしゃる。reechoがダンサーのスマホで自分の名前を入力して出したら、今はネットに繋がらないので家に帰ってから友達申請しますね、と携帯電話を返上させる。ネットに繋がらなければreechoのフェイスブックも出て来ないのだが、きっちり出した上で、駄目駄目今はちょっと、と言ってそれから友達申請は来ない。始めからフェイスブックを使っていないと嘘でも良いから断ってくれた方が親切だなぁ、と、ヨーロッパで踊る日本人ダンサーから「使ってない」を理由に断られたのを逆に感謝してしまった。日本語を入力出来ないスマホが悪いのか、自分を知らせないって偉いよなぁ、と思いながら、どれだけ有名か知らんけど尊敬する気は失せた。何となく、お前と友達になったら自分の名前が廃るわ!的な蔑みが感じられてしまい。邪魔ならば他人のフェイスブックを知る必要も無いのだが、その前にreechoが売り込み過ぎたかもなと。フェイスブックにブログを紹介してますのでそちらで見て下さい、とか、植物性乳酸菌とSTAP細胞の事や、ジョージアでは国外からの細菌の郵送は禁止だけれども、ワインやジュースに混ぜれば問題無く税関通過しますよ、STAP細胞で疲れが早く回復します、等等、お節介も良い所。東洋医学には全く興味が無いと言われながら脇の下に集めるリンパマッサージの説明まで始めてしまい、フェイスブック見るからさっさと切り上げろと。

しかしながらバレエダンサーの身体は見るも無残に傷んでいる人が多くてケアが成っていないと感じる。専属のマッサージ師がきちんとケアしてくれると言うのだが、全く行き届いていないのはそもそもトレーニングが悪いのか。筋肉が凝り固まったダンサーがどうして美しいと言われるのか全く不可解で、申し訳無いけれども普段の生活で動けなくなる程の怪我をしてもまだ無理矢理動くのを見て喜ぶ気には成らない。どちらかと言わなくてもreechoはゆとりが美しさだと思いたいと言うか。身体を壊してまで美しさを求める理由が分からないと言うか。どんな動作も出来ます、でもちょっとだけ動かして見せます、みたいなチラ出しが優雅だと思うのだが、全力を出し切るバレエは恐いなぁ、スポーツだなぁ、と思わずにはいられない。運動選手も怪我だらけだったりするけれども、踊りと言うか芸術は、元々余裕を持って優雅に楽しむ物の筈なのに、いつからスポーツ選手顔負けの怪我を負わなければならなくなったのだろうかと悲痛なダンサーを見て思う。命懸けだから美しいのか、悲劇の中にこそ感動が有ると信じているのか、生徒を酷使し壊し続ける指導者に少々苦言を呈したく成った。お金持ちのお遊びならば優雅にレッスンさせていれば良いじゃないかと。芸術家がこぞって心身の限界を超え続けなくても観客は消えないだろうと、厳し過ぎて病気に成っている様に見える怪我だらけのダンサーを見ながら思う。

で、そんな事を言いながら、全力で走る事が幼い頃からの習慣に成っている日本人の為に。齢を取っても頑張りたい人が海外でボランティア活動をする為の老人ホームを作りたいなぁ、と。何だ、老人を働かせる気なのかと怒られそうだが、働ける高齢者には是非海外へ出て新しい自分を発見して頂きたい。やっぱり海外で老後ってのは抵抗あるんじゃないの?と同じ宿の日本人からも刺されたけれども、海外旅行系、沈没系の有名人にでも広告を出してもらったら集まるかもよ、と無責任なアドバイスを頂いた。確かにジョージア共和国の食べ物は危険だし医療は頼り無いし。宣伝する人にもポリシーが有り危険な事を宣伝する訳にはいかないだろうけど、取り敢えずチャラく、海外で勝手にシェアハウスって良くない?ってな広告なら許されるのかなと。いきなりジョージア共和国の老人ホームに日本人が来られるか?と。損害賠償を求められる事態が生じそうだし、責任が問われる老人ホームは危険だなと。仲間内で介護をするなら良いけれど。齢を取ると自分の生活習慣を周りに合わせ難くなるし、いきなり海外へ送られたらボケが激しくなる人が多いと思うし。日本でボケていれば一人で海外へは移動出来ないし、海外はそもそも冒険だなと。

オペラハウスのダンサーも数人のシェアハウスらしく、トビリシでは一人暮らしが楽では無い。reechoがずっとドミトリーと言うのも日本では考えられない危険が有るからで。留守中の空き巣、家電製品の故障、家壊しに食べ物への毒混入、夜中にドカドカ戸を叩きに来る酔っ払い、監視カメラ無しでは住むのが恐い。

何もジョージア共和国である必要も無いのだが、一緒に住める人が多ければ心強いなぁ、と、現在10人が同じアパートに詰め込まれている感じの共同生活で考える。

あんまり柄の悪い人とは同じ部屋に居たくないし、例えばタバコを吸いたい人の為の老人ホームと吸えない人の為の老人ホーム、女性専用、男性専用、激安老人ホーム、住んでいる人を選べる程に沢山の種類の老人ホームが海外に出来ても良いのじゃないかと、規制が緩すぎるジョージアで考える。薬を飲まないメスを入れない主義の人ならOKか、やっぱり家族と会えないのはNGか。行った事が無い恐い国で老後を迎えたい人が居るとも思えず、果たして出来るのか分からないけれども、老人ホームを作るなら是非ジョージアで一つお願いします!って感じ。責任を取りたくないのでreechoはあまり関わりたく無いけれども、日本で外国人労働者を増やすよりも老人を海外へ出した方が介護保険費用の節約には成るよねと。老人がいきなり一人で海外に送られるのは苦痛だろうがなしかし。俺を殺す気かと。年老いても環境の変化に対応出来る、ホームシックに成らない自立した老人にだけお勧めしたいってそれを誰が調べられるんだか知らんがの。ボケて徘徊を始めなくても先ず警備会社頼む!

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